第79回関東合唱コンクール: 高校生の音楽力が競われる舞台
第79回関東合唱コンクールが横浜で開幕
21日、横浜市中区の神奈川県民ホールで、第79回関東合唱コンクールが開幕した。このコンクールは全日本合唱連盟関東支部と朝日新聞社が主催し、高校生の合唱力を競う重要なイベントとなっている。この日は高校部門の競技が行われ、神奈川、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、新潟、山梨、静岡の9県から35校が参加した。
高校Aグループの結果
高校Aグループ(6~32人)では、神奈川県の清泉女学院と桐光学園が全国大会への推薦を受けた。以下、各賞の受賞校は以下の通りである。
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金賞
- 国府台女子学院(千葉)
- 清泉女学院(神奈川)
- 千葉女子
- 川越(埼玉)
- 敬和学園(新潟)
- 日本女子大付(神奈川)
- 青洲(山梨)
- 桐光学園(神奈川)
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銀賞
- 渋川女子(群馬)
- 宇都宮南
- 茨城キリスト教学園
- 前橋女子
- 藤枝順心中・高(静岡)
- 掛川西(静岡)
- 大田原女子(栃木)
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銅賞
- 栃木女子
- 都留(山梨)
- 静岡英和女学院中・高
- 真岡女子(栃木)
- 高崎女子(群馬)
- 神奈川学園中・高
- 山梨英和
高校Bグループの結果
高校Bグループ(33人以上)では、埼玉県の星野、松山女子、浦和第一女子、千葉県の幕張総合が全国大会への推薦を受けた。松山女子には、高校部門の最優秀団体として関東支部長賞が贈られた。以下、各賞の受賞校は以下の通りである。
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金賞
- 埼玉栄
- 浦和(埼玉)
- 星野(埼玉)
- 幕張総合(千葉)
- 松山女子(埼玉)
- 浦和第一女子(埼玉)
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銀賞
- 大宮(埼玉)
- 収明(埼玉)
- 湘南(神奈川)
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銅賞
- 新潟中央
- 吉田(山梨)
- 宇都宮女子
- 鉾田一(茨城)
競技の概要
各校は、選曲した楽曲を披露し、審査員の厳しい審査を受けた。審査基準は、音程の正確さ、ハーモニーの美しさ、表現力、そしてチームワークなど多岐にわたる。全国大会への推薦を受けた学校は、10月26日にさいたま市で行われる全国大会で、さらなる高みを目指す。
今後の展望
関東合唱コンクールは、高校生の音楽教育と合唱活動の発展に大きく貢献しており、参加校の生徒たちは、この経験を通じて音楽の魅力を深め、友情を育んでいる。全国大会では、さらに多くの学校が参加し、日本の合唱文化のさらなる発展が期待される。
このコンクールは、音楽の力を通じて若者の心を豊かにし、社会に貢献する人材の育成に寄与することを目指している。今後も、多くの高校生がこの舞台で輝き、音楽の魅力を世界に発信し続けることを願っている。