「ゾイド-ZOIDS-」から見る、初代アニメの魅力とその代表ゾイドたち

「ゾイド-ZOIDS-」から見る、初代アニメの魅力とその代表ゾイドたち

人気おもちゃ「ゾイド」をモチーフにしたテレビアニメ「ゾイド-ZOIDS-」

1999年9月から2000年12月まで放映されたテレビアニメ「ゾイド-ZOIDS-」は、おもちゃ「ゾイド」をモチーフに制作されました。この作品のヒットにより、その後シリーズ化が実現しました。ゾイドはすでに高い知名度を誇るおもちゃでしたが、アニメーションとして動くゾイドは非常に魅力的で、多くの人々が大ファンになったことでしょう。

初代テレビアニメシリーズ「ゾイド-ZOIDS-」に登場する3つのゾイド

1. ジェノザウラー

「ジェノザウラー」はガイロス帝国軍が開発した大型ゾイドの一つであり、オーガノイドシステムを初めて搭載したゾイドです。その外見は「デスザウラー」を一回り小さくしたようなもので、ベースが高性能な肉食恐竜型の機体であるため、優れた戦闘能力を誇ります。

最大の武器は、ジェノザウラーの代名詞とも言える口腔内に装備した「集束荷電粒子砲」です。初代アニメ版では、デスザウラーを蘇らせる過程で誕生し、レイヴンをパイロットとして大暴れしました。このゾイドの存在感と強さは、視聴者に強い印象を残しました。

2. コマンドウルフ

「コマンドウルフ」はへリック共和国の主要民族・風族が、古くから家畜として使役していたオオカミ型ゾイドです。人間の命令を理解し、高い統率力を誇ります。敵を索敵するスキルを持ち、犬らしい小回りの良さと扱いやすさ、操縦性の良さからさまざまなパイロットから重宝されています。

初代アニメでは、対ゴジュラス用のロングレンジライフルなど、通常の機体とは異なるパーツが装備されたアーバインが独自に改修したコマンドウルフ(AS)が登場しました。アーバインはこの機体の性能を熟知しており、彼以外は乗りこなすことができないとされていました。この改修版のコマンドウルフは、その独特のデザインと高い性能で多くのファンを魅了しました。

3. シールドライガー

「シールドライガー」は主人公であるバン・フライハイトが乗るゾイドです。レーザーサーベルやアタッククローなど、対サーベルタイガー用の武器を多数装備しています。ライガー系の機体らしく、高い機動力で相手を翻弄します。のちにシールドが展開できるようになりました。

初代アニメでは、ジェノザウラーとの戦いに敗れ石化し、シールドライガーとしては退場となりましたが、その進化系である「ブレードライガー」として活躍しました。シールドライガーの存在は、バンの成長と物語の展開に大きな影響を与え、多くの視聴者の心を捉えました。

あなたが好きなゾイドは?

以上、初代アニメ版「ゾイド-ZOIDS-」に登場した3つのゾイドを紹介しました。もちろん、このほかにも魅力的なゾイドがたくさん登場します。あなたが好きな機体は何か、ぜひ教えてください。それぞれのゾイドには独自の特徴と魅力があり、ファンの心を捉え続けています。