松原健之、デビュー日記念コンサートで「奇跡のクリスタルボイス」披露、能登復興支援を誓う
松原健之、デビュー日記念コンサートで「奇跡のクリスタルボイス」を披露
21日、都内で「奇跡のクリスタルボイス」と称される歌手・松原健之がコンサートを開催した。ピアノの塩入俊哉氏とヴァイオリンの徳永希和子氏をゲストに迎え、デビュー曲「金沢望郷歌」や「カサブランカ」を含む全22曲を披露。ピアノとヴァイオリンの優美な旋律と、松原の情感豊かで透明感あふれる歌声が会場を包み込み、約400人のファンを魅了した。
この日は松原のデビュー日であり、来年はデビュー20周年を迎える。デビュー曲の新バージョン「金沢望郷歌 2024」を今年6月に発売し、このコンサートでも歌唱した。この作品には、デビュー前の9か月間、ミカン箱を手に能登中をキャンペーンで回り、お世話になった土地の皆さんが、現在、地震の被害で大変な思いをしている中、何か少しでも寄り添えるようなことができないかという想いが込められている。
能登地震の募金箱を各地のイベントや公演で設置しており、本公演でも募金箱が設置された。松原は「能登の震災から9か月以上経ちますが、まだ復興の目処が立っていません。デビュー前からお世話になっている能登の皆さんに少しでも力になっていただければ、という思いを込めて、デビュー曲を今の声でレコーディングした『金沢望郷歌 2024』を全国で大切に歌っていきたいと思います」とコメントした。
また、10月1日には石川県内でのコンサートを予定しており、能登の復興支援に向けた活動を続けていく意向を示している。松原の音楽と想いが、多くの人々の心に響き、能登の復興に向けた希望の光となることだろう。