自宅試聴室の音質を劇的に改善!サブゼオ処理研究所のオーディオグレード分岐ブレーカー導入

自宅試聴室の音質を劇的に改善!サブゼオ処理研究所のオーディオグレード分岐ブレーカー導入

新築時から30年以上使用していた分電盤の老朽化により漏電の危険性が指摘されたため、昨年、分電盤を新しいものに交換した。しかし、交換後、音の密度感や間接音の解像度が低下し、オーディオ機器の音質が著しく変化した。この問題を解決するために、サブゼロ処理研究所からテスト販売されているオーディオグレードの分岐ブレーカーを導入することにした。

サブゼオ処理研究所の分岐ブレーカーは、以前のCDのサブゼオ処理で音質向上を確認していたことから、信頼性が高かった。オーディオルーム用のコンパクトサイズ「HST-20A BSH2201(P)-(SE)」は税込16,500円(別途送料1,100円)で、工賃は税込2,200円だった。電気工事士の資格を持つ業者さんに依頼し、交換工事は10分程度で完了した。

交換後、音質の変化を確認したところ、全体的に音抜けが良くなり、解像度も向上した。高性能な電源ケーブルを導入したときのような変化が見られ、費用対効果も非常に高かった。具体的には、TIDALで聴いたキャロル・キングの「You’ve Got a Friend」では、ピアノ、ベース、ヴォーカルの音像がタイトになり、ノイズフロアが下がり、音像間の分離がクリアになった。ビヨンセの『Homecoming Live』では、聴衆の歓声が確固たる音像を維持し、マーチングバンドの打楽器群はタイトで歯切れが良かった。Amazon Musicで聴いた竹内まりやの「カムフラージュ」や「マンハッタン・キス」では、リヴァーブ成分の解像度が大幅に向上した。

CDでも同様の変化が見られた。ダイアナ・クラールの『LIVE IN PARIS』では、クラールのヴォーカル音像が引き締まり、ブラシワークがきめ細かく解像された。ハイ・ファイ・セットの「卒業写真」では、山本潤子のヴォーカル音像に濃厚な密度感が加わり、「星のストレンジャー」冒頭の長い喧騒は個々の楽音が立体的かつ精緻に描き分けられた。また、「月にてらされて」のハーモニカは息の揺らぎが克明に描かれた。

工事後、業者さんからは「ブレーカーは見た目同じですがよろしいですか?」と何度も念を押されたが、サブゼオ処理の効果を説明すると疑念を深められる恐れがあったため、詳しくは説明せず軽く流した。サブゼオ処理研究所は分岐ブレーカー以外にも屋内配線用電源ケーブルも販売しているため、今後また追加工事を依頼する可能性がある。