近所にカジュアルランチへ出かける際のメイク術を美人メイクの名手、paku☆chanさんに教えてもらいました。やつれやくすみが気になる大人の肌を、さっと手早くヘルシーに彩るシーン別のテクニックを紹介します。
スキンケアで整えた肌をさらに美しく見せるには、メイクが大切です。頑張っている感を出さずに「元からキレイな人」に見えることが成功の秘訣です。そんなカジュアルなシーンにぴッタリな、肌・眉・リップのミニマムな美しさを目指しましょう。
まずはベースメイクから。ファンデを使用せず、下地のみでツヤ肌に仕上げます。スキンケアのように両手で一気に塗り広げるテクスチャーの柔らかい下地を使用します。全顔に広げたいので、使用量は多めにします。
下地を塗っても気になる悩みはピンポイントでカバーします。気になる目元のクマや小鼻の赤み、シワや毛穴を狙ってごく少量をのせ、優しく叩くように馴染ませます。明るい色を選べばハイライト効果も期待できます。
アイラインや眉ライナーなど、線で描くメイクは頑張っているように見える原因に注意しましょう。彫り深く見せたいなら、線ではなく淡い影をさりげなく素肌に溶け込ませて、自然な陰影を演出しましょう。肌ベースはごくカジュアルにし、ファンデやコンシーラー、パウダーなどで作り込みすぎず、潔く下地のみに留めましょう。素肌っぽさを感じさせましょう。
全体で「6割仕上げ」を目指しましょう。100%完璧に仕上げないこともナチュラルに見せるコツです。使うアイテムを減らすか、減らしたくない人は色を変えるなどして6割仕上げを目指しましょう。今回は下地・眉・リップのみで6割に仕上げます。