大河ドラマ『光る君へ』第42回の見どころを紹介します。主人公・紫式部(まひろ)を演じる吉高由里子は、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した。
第41回では、三条天皇(木村達成)と道長(柄本佑)の間で早くも水面下で覇権争いが始まろうとする流れが描かれた。道長の息子たちの序列争いも表面化し、明子(瀧内公美)との間の道長の三男・顕信(百瀬朔)が出家する展開も描かれた。
第42回では、宮中で、道長と三条天皇が覇権争いを繰り広げる。道長は娘・妍子(倉沢杏菜)を三条天皇の中宮にするも、三条天皇は長年付き添った東宮妃・すけ子(朝倉あき)を皇后にすると宣言。道長は権力を誇示するため、ある計画を立てるが、体調に異変が生じる。一方、まひろは里帰り中に、娘の賢子(南沙良)がケガをした双寿丸(伊藤健太郎)を連れているところに出くわす。
第41回の本編放送後の次回予告には、道長が病床で苦しそうにしている姿とききょうが「左大臣さまのお命は長くはもちますまい」と冷たく話す映像があった。さらに道長の従者・百舌彦(本多力)が「殿様のお加減が……」という意味深な姿も。第42回は道長が権力を誇示するための計画の内容と体調の異変に注目したい。特に道長の命に言及するききょうの言葉の根拠が気になる。