「虎に翼」最終週の放送が9月23日から始まる
NHK総合で放送中の連続テレビ小説「虎に翼」の最終週、第26週が9月23日(月)から始まります。このドラマは、日本で初めての女性弁護士の一人で、後に裁判官となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリーです。主人公の佐田(猪爪)寅子を演じるのは伊藤沙莉さん。昭和の初め、女性に法律を教える日本で唯一の学校へ入学し、法曹の世界に進んだ寅子の物語が展開されます。
最終週のあらすじ
最終週では、寅子(伊藤沙莉)は少年法改正の問題と、新潟での大きな後悔と向き合うことになります。調査官の音羽(円井わん)とは、考えが異なるものの、お互いのやり方について率直に話せるようになります。
一方、美位子(石橋菜津美)の事件を担当するよね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)は、最高裁の大法廷に立つことになります。そして、寅子は退官を迎えた桂場(松山ケンイチ)の挨拶をニュースで見守ります。
寅子に残された「裁判官としての時間」も少なくなっていく中、少年法改正の議論はいまだに続いています。この最終週では、寅子が法廷に立つ姿や、仲間たちとの交流、そして自身の信念を貫く姿が描かれます。
予告動画の内容
公式ホームページに掲載されている予告動画は、桂場の「私は今でもご婦人が法律を学ぶことも職にすることも反対だ」「何か動いたとしても社会は動かないし変わらん」という声と共に始まります。その声を背景に、法廷での桂場、よね、轟の姿が映し出されます。次いで、女子部のメンバーたちが談笑する様子や、寅子と美雪(片岡凜)が激しく言い合う場面が続きます。
場面が切り替わると、轟が「いけ~!山田~!」と叫び、法廷でよねが「はて?」と口にするシーンが流れます。最後には、寅子の「今変わらなくてもその声がいつか何かを変えるかもしれない」という声と共に、優未(川床明日香)と寅子が涙ながらに抱き合う姿、そして法服をまとった寅子が法廷に立つ場面が映し出され、動画は幕を閉じます。
注目すべきポイント
日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・佐田(猪爪)寅子の人生を描く「虎に翼」も、いよいよ最終週を迎えます。最後まで目が離せない展開に、多くの視聴者の注目が集まっています。寅子がどのように少年法改正の問題に立ち向かい、自身の信念を貫くのか、そして仲間たちとの絆がどのように描かれるのか、見逃せない内容となっています。
番組情報
- 放送日時: 毎週月曜日から土曜日の朝8:00-8:15(土曜日は月曜日から金曜日の振り返り)
- 放送局: NHK総合
最終週の放送を楽しみに、ぜひお見逃しなく。