あおの晴さんが描く『あらしといぶき』が、10月1日からカドコミで連載が開始されました。この作品は、高校生3年生のカップル、早坂伊吹と比嘉嵐士の初恋を描いたBL漫画で、多くの読者から「キュンキュンする」「何度読んでも好き」といった反響が寄せられています。
伊吹は嵐士との関係が進展しないことに不満を抱いていましたが、嵐士は伊吹の気持ちを真剣に受け止め、ついに二人の初めてのキスを果たします。このシーンは、伊吹の強気な態度と嵐士の優しさが見事に融合し、読者を魅了しています。
あおの晴さんは、この作品の創作のきっかけについて、「強気な受けと、そんな受けを溺愛する攻め」の関係性を描きたかったと語っています。また、キャラクターの「らしさ」を大切にし、二人の相性の良さや互いの影響を描くことに力を入れています。
特に気に入っているシーンは、伊吹が「付き合っても何もしてこん」と怒った後、嵐士が「好きだよ」と言ってキスをする場面です。このシーンは、二人の関係が一歩前進する重要な瞬間であり、あおの晴さんにとっても特別な思い入れがあります。
あおの晴さんは、日常の何気ない瞬間から着想を得ることが多いと話しています。例えば、買い物をしているときや歯磨きをしているときなど、さまざまな場面でキャラクターの行動やセリフを考えています。
今後の展望として、あおの晴さんは画力を向上させ、より多くの読者に作品を楽しんでもらいたいと意気込んでいます。また、会社勤めや家庭のことをしながら漫画の毎週更新を目指しており、体調に気をつけつつ、長く描き続けたいと語っています。
最後に、あおの晴さんは読者やファンに向けて、「今後もXやPixivで『あらしといぶき』に加え、幼馴染BLや部下×上司の話も更新していく予定です。どのシリーズもまだまだ見守っていただきたいエピソードがたくさんありますので、楽しんでいただけたら嬉しいです」とメッセージを送りました。